世界にひとつの手前味噌を仕込もうイベント報告

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今回の講師は味噌ソムリエ小野敬子先生です。 当日は、イベント開始の4時間前から仕込がはじまりました。 大豆を大鍋で、灰汁をとりながら丹念に煮込んでいきます。 材料は、早く煮えてさっぱりとした味わいが特徴の大豆(山形産 里のほほえみ)。長崎産の並塩。味の決め手となる米麹(新潟産コシヒカリ)は、井上糀店(町田市)のものを使用します。

地域や社会での架け橋となり、「開かれたお寺づくりを目指す」という趣旨のもと、お寺での味噌作りイベントを新宿常円寺様のご協力により開催しました。
「お寺に、こんなに充実した設備があるなんて驚いた」「お寺が身近に感じた」「もっと色々なイベントをお寺で開催して欲しい」など・・・・・・・。
参加者の皆様の声を聞くことができる貴重な時間となりました。

前置きはさておき、それでは、イベントリポートです・・・・。
今回の講師は味噌ソムリエ小野敬子先生です。ブログ:http://ameblo.jp/misokeiko/

当日は、イベント開始の4時間前から仕込がはじまりました。
大豆を大鍋で、灰汁をとりながら丹念に煮込んでいきます。
材料は、早く煮えてさっぱりとした味わいが特徴の大豆(山形産 里のほほえみ)。長崎産の並塩。味の決め手となる米麹(新潟産コシヒカリ)は、井上糀店(町田市)のものを使用します。
調理場へ移動する前に、小野先生より当日のレシピだけでなく、甘酒の作り方やお味噌を使った簡単料理のレシピが配布されました。
先生からはじまり、参加者の皆さんそれぞれの簡単な自己紹介が行われます。
味噌が嫌いだった先生の話、参加者の申込した動機などで一喜一憂。
和やかな雰囲気になった頃、調理場に移動です。
あとは、用意された大豆をペースト状になるまでひたすら捏ねる、頃合を見て塩と麹をブレンド、途中で煮汁を入れるまで、大豆とあわせてひたすら捏ねるという作業が続いていきます。(単純作業なので、手を止めずに、味噌の話題で自然に会話が盛り上がっていました)
捏ね加減で、それぞれ味が変わる世界でたったひとつの手前味噌。容器に詰めれば、約1時間ほどの作業で完成です。(空気が入らないようにすることがカビ防止のコツとのこと)
完成した皆さんの表情は満足気な様子でした。そして、出来上がった味噌を食することができるのは半年後ですと伝えられた時の、待ち遠しい顔がとても印象的でした。

食に対して、改めて考えさせられる二日間でした。小野先生、参加の皆様そしてご協力頂きました常円寺関係者の皆様、本当にありがとうございました。

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