8月18日（金）19:00～ ロータスシネマ vol.48『simplife』、26日（土）15:30～ ロータスシネマvol.49『グレート・グリーン・ウォール』を上映しました。相変わらず暑い不順な天気が続き、人の出足もいまひとつ。ご予約もキャンセルが多くて少人数での開催でした。新宿の町は海外のお客様がとても増えているのですが、暑さが続いて外出はうんざりといったところでしょうか。
作品詳細は配給会社のホームページをごらんください。
simplife https://www.cinemo.info/66m
グレート・グリーン・ウォール https://www.cinemo.info/118m
『simplife』では、日本ではあまり珍しくない30平米程度の小さな家をたくさん取り上げていましたが、「アメリカンドリームといわれる大きな家から住み替えて充実している」という登場人物の声がすべてを語っているようでした。小さな家に住み、工夫して暮らし、人のつながりを大切にする。今、ひとりひとりが「自分にとって本当に大事なもの」を自ら問いかける時期になっているのでしょう。
『グレート・グリーン・ウォール』では、問いかけた人だれも、このプロジェクトを事前に知りませんでした。スタッフ側も知りませんでした。国連が支援するプロジェクトだとはいえ、アフリカは遠く、関心の輪の外だったと感じます。世界を知るには、こういう作品に触れる機会がとても大切だと感じます。世界はつながっている。日本だけが大変なわけではなく、人々は世界のあちらこちらでもっとよくなりたい、自分たちもなんとかしたいと動いています。その姿から、翻って今の自分が今この場所で何ができるか考えていくことも大事なのだと思います。
ささやかな場ではあるけれど、お寺というフラットな場でのロータスシネマがその機会の一端となってさまざまな作品を届けていけることをありがたいと感じます。ご参加いただいた方、ありがとうございました。
ロータスシネマでは、毎回社会的な課題をとりあげた作品を上映しています。まず、知ること。関心を持てる題材、活動があったら自分も働きかけてみてはいかがでしょう。世界のさまざまな生き方、命の在り方、課題をご紹介しています。
次回は9月16日（土）15:30～ 同じ会場で『TERRA ぼくらと地球のくらし方」を上映します。
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