2024年12月14日（土）15:30～、冷たい風が強く吹く午後、ロータスシネマ vol.70を開催しました。この作品は、vol.50でも上映した作品で、今すぐなにか始めたくなるパーマカルチャーの入門書のような作品です。
パーマカルチャーというと農業の話かなと思う方もあるかもしれませんか、暮らしのできるだけすべてを自分たちの手で作り、交換し、地域で交流して助け合って暮らす、農をベースにした生き方のことです。必ずしも農に手を染めなくても、都市の中にあって循環型の暮らしを少しでもいいから実現したいと試みたり、知ろうとしたりすることも範疇かもしれません。
上映のあと、参加者全員で自己紹介や印象に残ったシーン、感想のシェアを行いました。具体的に次のステップを考えている人がほとんどで、ソーラークッキング、エディブルガーデン、循環型の庭、都会のコンポストなど、楽しい話で盛り上がりました。
ロータスシネマでは、毎回社会的な課題をとりあげた作品を上映しています。まず、知ること。関心を持てる題材、活動があったら自分も働きかけてみてはいかがでしょう。世界のさまざまな生き方、命の在り方、課題をご紹介しています。
次回ロータスシネマは来年1/25（土）13:30～、今回と同じく西新宿・常圓寺祖師堂で開催します。
お寺のご協力をいただいて、早めの時間から開催できることになりました。
■上映作品『おだやかな革命』
監督：渡辺智史/2017年/日本/100分
取り上げられている活動：秋田県・にかほ市の風力発電 福島県・会津市の会津電力、飯館市の飯館電力、ソーラーシェアリング 岐阜県の石徹白集落の小水力発電など移住者を中心にした活動 岡山県西粟倉村の林業を核にした発電や家具作りなどの地域おこし
東京は経済や国の仕組みを回す大きなギア、豊かな資源と知恵のある地方は地域を中心にした小回りのきくギア。どちらも大切な日本の宝物を映像で見に行きませんか。
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