ロータスシネマ vol.82『森を織る。』

ロータスシネマ

日本のシルクが世界で一番上等だった時代がありました。日本で作られた絹織物は、港から船に乗って世界へ。それはそんなに昔のことではありません。今、細々と、でも誇り高く日本の絹を作り続けている人たちがいます。桑を育て、蚕を飼う。繭から引き出して糸をつむぐ。その糸で機を織り、布を作る。それを染める。仕立てて着るものを生み出す。

今も続くその営みを追った作品です。

【日時】
2025年11月22日(土)
・13:00 受付開始
・13:30 スタート
     オープニング
     上映
・14:45ごろ 換気、感想のシェア、情報交換など
・15:20~30 ごろ 終了

【料金】
参加費 1,000円(上映+シェアタイム)高校生以上の料金 中学生以下は無料
予約サイトでご予約の上、当日受付にて参加費をお支払いください。

やむを得ない事情で中止の場合、Peatix(予約サイト)経由ですみやかにおしらせいたします。
換気を心がけ、ゆったりとお席を用意しております。

桑の葉を育て、その葉で蚕を育てる。繭から絹を取って糸を紡ぐ。絹糸で布を織る。植物の色で染める。そうして衣ができあがる。服は命でできている。そしてその全ての工程に人の手が加わっている。その過程を追ったドキュメンタリー。

ロータスシネマは社会課題を取り上げたドキュメンタリー作品を上映し、感想や情報をシェアするイベントです。
感じることで、自分たちのこれからを考えよう。

【ご予約】必ずリンクの予約サイトからご予約ください。
https://lc82.peatix.com

日本の絹織物の服づくり――。人と自然の壮大な共創を追った、感動のドキュメンタリー

発色が良くて堅牢、丈夫で扱いも楽。気がつけばわたしたちの身に付けるものは化学繊維や混紡が多くなった。
おしゃれ着によく使われるポリエステル。
汗をかいても洗濯機でガラガラ洗える。速乾性がある。虫がつかない。
一方で、吸湿性が低く、汗をかくとべたつく、静電気を帯びやすい。
長時間着ていると疲れるのはこの静電気のせいだ。石油製品なので原料も製造工程もサステナブルとは言いにくい。
和服ですらポリエステルで作られるこの時代。

かつては、西洋でも東洋でも、おしゃれに着る布は絹だった。
美しいつや、あたたかく、やわらかく、呼吸する布。
この作品では、命から絹が生まれる工程を通して、人と自然を考える。

服をつくる旅――それは、生命への祈りの旅。

森、里山の恵みの中で
生命が織り重なって育まれてきた
日本の里山文化。
八百万神(やおよろずのかみ)
という言葉もあるように
古くから私たち日本人は
自然界のあらゆるものに感謝をしながら
文化を繋げてきた。
失われつつあるその風景が、
織物にまつわる産地に、
それらを守る人々によって
現代でも日本中に残っていた――。

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作品ホームページ(公式サイト)
https://www.moriwooru-movie.com/
予告編
https://youtu.be/L006tbADdyM?si=_Em68Va-gciK_r6x

【料金】
参加費 1,000円(上映+シェアタイム)高校生以上の料金 中学生以下は無料
当日受付にてお支払いください。

【会場】
福聚山 常圓寺 祖師堂(東京都新宿区西新宿7-12-5)
山門を入って右側の建物が祖師堂です。1階のお堂で上映します。
https://joenji.jp/about/?id=access

【主催】
NPO法人ロータスプロジェクト

【後援】
常圓寺
※急な中止の場合、まずPeatix経由ですみやかにおしらせいたします。
換気を心がけ、ゆったりしたお席を用意しております。

※上映後、20分程度の振り返りを行ないます。(退出なさってもかまいません)
※プロジェクター上映です。映画館での上映とは画質、音質が異なりますが、ご了承ください。
※申し訳ございませんが託児所は設けておりません。未就学児のご参加は親御さんがお子さんにご配慮ください。
※車椅子での来場を希望される方は事前にご相談ください。
※会場で使用済み食用油の回収を行なっています。乾燥したペットボトルなどでご持参ください。

【問い合わせ】
Peatixからご連絡ください。以下もご利用いただけます。
NPO法人ロータスプロジェクト
・E-mail : info★lotus-project.jp (★を@に変更してください)
※お問い合わせには、担当から直接ご連絡差し上げます。
https://www.facebook.com/LotusCinema/

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